セーフティネット縮小の中の「居場所」とは
4つ目のおすすめ講座が、「SDGs(持続可能な開発目標)-貧困・社会的排除と居場所論」。講師は、総合人間科学部教育学科教授の田中治彦先生だ。
「『SDGs』とは、2016年から2030年までに国連が掲げている『持続可能な開発目標』のこと。そのキーワードは『誰ひとり取り残さない』というものです。これは、今後の社会では世界中の貧困にあえぐ人々や社会的に排除されている人々に、居場所を作っていくことが大切になる……とも読み解くことができます。
日本においても、セーフティネットが縮小し、その結果、お年寄りや不登校児や貧困、女性や障害を持った人々などに対するケアが問題になっています。それぞれの人々に対して、社会はどういう居場所を作っていくべきなのか。また、その実態を通じて、私たちにできることは何かを考えていく講座になると思います」
講座の詳細はこちらから:「SDGs(持続可能な開発目標)-貧困・社会的排除と居場所論」