ファン垂涎! ヨーロッパ映画から、学ぶ
3つ目のおすすめ講座は、5月9日からスタートする「現代のヨーロッパ映画」。コーディネーターは、外国語学部ドイツ語学科教授のオピュルス鹿島 ライノルト先生だ。
ヨーロッパ映画は、ハリウッド超大作などとは一線を画し、大手シネコンなどでは上映されないケースが多い。隠れた秀作にフォーカスし、そこから各国の社会や歴史、文化を読み解いていくファン垂涎の講座だ。
「ヨーロッパ映画は、近年日本ではあまり上映されなくなってしまいました。講座内では、なかなか日本では見る機会のない、各国の秀作をピックアップし、それぞれの国を専門にしている教授陣たちが解説します。
昨今の移民問題などを筆頭に、民族的にも宗教的にも、そして政治体制においても、ヨーロッパは実に多彩な歴史を持っています。こうしたそれぞれの国が持つ多様性は、映画のなかにも表れています。そこで、ドイツ映画、スペイン映画、ロシア映画、イタリア映画、フランス映画などの各国の映画を通じて、ヨーロッパ社会について分析していきます」
以下の映画(予定)の他多数の話題作を取り上げます!
【ドイツ、オーストリアの映画】
ヒトラーの贋札(2008年)
白いリボン(2009年)
ラブリー・リタ(2000年)
インポート、エクスポート(2007年)
【ポルトガルの映画】
Um Filme Falado (永遠の語らい、2003年)
Montanha(日本未発表、2015年、タイトルの意味は「山」)
Morrer como um homem (男として死ぬ、2009年)
Cartas da guerra(日本未発表、2016年、タイトルの意味は「戦争からの手紙」)
Viagem a Portugal(日本未発表、2011年、タイトルの意味は「ポルトガルへの旅」)
【スペインの映画】
Volver(ボルベール(帰郷)、2006年)
Los amantes pasajeros(アイム・ソー・エクサイテッド!、2013年)
La mala educacion(バッド・エデュケーション、2004年)
Tambien la lluvia(ザ・ウオーター・ウオー、2011年)
Mar adentro(海を飛ぶ夢、2004年)
講座の詳細はこちらから:「現代のヨーロッパ映画」