291081 むかしの絵本、いまの絵本- 「鶴の恩がえし」を愉しみましょう -

武蔵野大学
三鷹サテライト教室
永田桂子

-教育・子ども, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
291081 むかしの絵本、いまの絵本- 「鶴の恩がえし」を愉しみましょう -
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
「鶴の恩返し」は昔話「鶴女房」に代表されるお話で、「ももたろう」ほど知られてはいませんでした。子ども向け絵本としては、管見する限り『ツルノオンガエシ』(坪田譲治文、安泰絵、昭和18)が古いものです。この昔話が一躍有名になるのは、木下順二の戯曲「夕鶴」(昭和24)が発表されたことがきっかけです。発表の翌年には絵本『夕鶴』(木下順二文、福田豊四郎絵、新潮社)も出版されます。特に「のぞくな」というタブーを犯すモチーフが子どもへの教訓になるためでしょう、ここを採用した「鶴の恩返し」絵本が、これも何十種類とあります。それらは似ているようでも、一冊一冊の内容は少しずつ異なっています。複数を読み比べて違いを確認しましょう。一人で黙読するよりも、声に出して子どもと一緒に読むことを勧めます。一層はっきりと違いが発見できますよ。どうして同じ題名でも内容が違うのか、幼い子どもにはどんな絵本を選んだらよいかなども解説いたします。【持ち物】手元にある「鶴の恩返し」「鶴の嫁様」など、鶴が恩を返す昔話の絵本を持参。手元にない場合は不要。
会員価格
一般価格
1,500円
講座期間
2017/08/09~2017/08/09
開講時間
10:00~11:30
曜日
講座回数
1回
定員
30人
講師名
永田桂子
講師概要
京都女子大学大学院兼任講師・絵本学会理事・日本児童文学学会理事 京都女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了(家政学修士) 武蔵野大学大学院人間社会・文化研究科人間社会専攻博士課程満期退学(学術博士) 『絵本観・玩具観の変遷』高文堂出版社、『よい「絵本」とは どんなもの?』『よい「おもちゃ」とは どんなもの?』いずれもチャイルド本社、『絵本という文化財に内在する機能』風間書房、他
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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