新時代の中国が目指すもの ― 政治、経済、外交、歴史

神奈川大学

横浜キャンパス

2017 年10 月の中国共産党第19 次全国代表大会において「新時代」の中国が宣言され、新たな政治、経済の課題が確認され、合わせて今後5年間の指導体制が確定しました。そこで、本企画は、「新時代中国が目指すもの―政治、経済、外交、歴史」をテーマに、新時代の中国が経験した歴史的な変化の過去・現在・未来について報告します。アメリカ、日本を囲み、激しく変化する国際政治の中で、今後の日中関係が目指すべき道について皆様と一緒に考える機会にしたいと思います。

5,400円

6,000円

2018/05/10～2018/06/07

13:30:00～15:00:00

木

5回

50人

矢吹晋（横浜市立大学名誉教授）／ 孫安石（神奈川大学外国語学部教授）／ 星屋秀幸（元上海三井物産現地法人社長）／ 村田忠禧（横浜

【矢吹晋】専門は、中国経済論、現代中国論。編著に『客家と中国革命「多元的国家」への視座』(東方書店、2010 年)、『習近平の夢』(花伝社、2017 年)、『沖縄のナワを解く』(情況新書、2017年)など。文化大革命と現代中国政治の鋭い分析家として知られる。
【孫安石】専門は中国近代史、上海都市史。共著に『戦時上海』(研文出版、2005 年)。関連論文に「移民都市・上海―人口膨張と移民の話」(『神奈川大学評論』2003 年、44 号)、「上海史研究と『良友』画報について」(『非文字資料研究』第5 号、2004 年9月)、編著『良友』画報とその時代』(アジア遊学第103 号、2007 年)、編著『租界研究新動態』(上海人民出版社、2011年)などがある。
【星屋秀幸】1974 年名古屋大学工学部卒業、三井物産株式会社入社。1979年北京留学を経て、天津事務所初代駐在員4 年、上海三井物産現地法人社長8 年を歴任、2008 年に森ビルに転職、特別顧問に就任、その後、2014 年から2 年間、上海森ビル・上海環球金融中心有限公司総経理を務めた。2000 年には上海日本商工クラブ会長。寧波市政府から栄誉市民賞、上海市政府から白玉蘭栄誉奨を受賞。2017 年に中国政府から永久ビザを授与、上海人民出版社から中国語で「中国情縁、我的人生之旅」を上梓。40 年間に渡る日中ビジネス最前線の経験を持つ。
【村田忠禧】専門は中国現代史、現代中国論、日中関係論。著書に『現代中国治国論 蔣介石から胡錦濤まで』(勉誠出版、2004年、共編)、『尖閣列島・釣魚島問題をどう見るか―試される21 世紀に生きるわれわれの英知』(日本僑報社、2004 年)、『日中領土問題の起源―公文書が語る不都合な真実』(花伝社、2013 年)、『史料徹底検証 尖閣領有』(花伝社、2015 年)などがある。
【大里浩秋】 専門は中国近現代史、日中関係史。共書に、『秘密社会と国家』(勁草書房、1995 年)、『中国民衆史への視座』(東方書店、1998 年)、『日中文化論集』(勁草書房、2002 年)、編著『中国人日本留学史研究の現段階』(御茶の水書房、2002 年)、『中国における日本租界―重慶・漢口・杭州・上海』(御茶の水書房、2006 年)『近現代中国人日本留学生の諸相―「管理」と「交流」を中心として』( 御茶の水書房、2015 年) などがある。

神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1

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