282023 『万葉集』全首講義 ―40番歌(留守の歌)~84番歌(奈良朝の雑歌⑥)―

武蔵野大学
三鷹サテライト教室
渡部修

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
-, , ,

講義詳細

講義詳細
講座名
282023 『万葉集』全首講義 ―40番歌(留守の歌)~84番歌(奈良朝の雑歌⑥)―
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
現存するわが国最古の歌集『万葉集』所載の歌を、巻一から総て講義します。
近代に至って、万葉歌は、真実をそのまま素直に表した「写生」の歌として高く評価され、それまでの『古今集』に代って歌の範とされるようになりました。今日の万葉歌理解も、その流れの中にあります。しかし、私たちと同じ文学観を万葉時代の人々も持っていたと考えることはできません。
信仰の言葉から発した歌は、万葉時代にはまだ十分に文学にはなりきっていませんでした。つまり、万葉歌とは、「文学以前」の世界を大きく抱え込んで、私たちの前に存在するのです。そしてそれは、当時の人々の実際の生活とこころそのものでもありました。
本講座では、こうした観点から、近代的な文学観を排し、万葉時代の人々の生活に寄り添った解釈をめざします。一首一首の読解を通して、当時の人々の生活とこころに触れてまいりましょう。
会員価格
一般価格
15,000円
講座期間
2016/10/24~2017/3/27
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
10回
定員
30人
講師名
渡部修
講師概要
本学非常勤講師
1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)など。
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

関連記事