『古事記』を楽しむ―仲哀天皇記(ちょうあいてんのうき)―

武蔵野大学

千代田サテライト教室

応神天皇の父君であった仲哀天皇は、神の言葉を信じなかったばかりに神功皇后が神寄せをなさっている場で、たちまちに崩御されました。ここには、王者たるべき者がどのような資質を持っていなければならないか、という当時の人々の王者に対する認識が暗影されています。 そして、この事件を受けて、仲哀天皇に代わり神の言葉を実践されたのが神功皇后でした。これが、神功皇后の新羅征伐の物語です。ここには、男性の王者に代わる女性の王者が誕生する信仰上の経過が語られます。それは一面、皇祖神天照大御神が女性とされることにもかかわるでしょう。 今上陛下の譲位が迫る中、その中核となる我が国の信仰の機軸となる問題について仲哀天皇記を手掛かりに考えます。

3,000円

2018/05/20～2018/05/20

13:00～16:15

日

2回

50人

渡部修

本学非常勤講師

東京都千代田区四番町11番地　千代田女学園中学校・高等学校内

JR・東京メトロ「四谷」駅より徒歩8分 / JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩8分 / 東京メトロ「麹町」駅あるいは「半蔵門」駅より徒歩5分

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