292033 「大菊」を描いた名作、「櫻」を描いた名作から

武蔵野大学

三鷹サテライト教室

中山義秀『厚物(あつもの)咲(さき)』(」)、水上 勉『櫻(さくら)守(もり)』をとりあげます。前者は「厚物」の大菊を育てる名人の狷介な人間性を摘出して見せた作者の代表作。
後者は京都の有名植木職人をモデルに櫻への深い想いを追跡した作品。岐阜県の「荘川櫻」の移植に纏わる人々の善意が実った物語。実話にもとづく小説です。
日本人の自然へのかかわり方、愛着を両作品からご一緒に再発見してまいりたいと思います。
【教材】『櫻守』 新潮文庫 767円

3,000円

2017/11/2～2017/11/16

13:00～14:30

木

2回

50人

竹田日出夫

本学名誉教授
1935年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。武蔵野大学名誉教授。日本現代詩人会員、日本文芸家協会員、パレスティナ難民支援NGO「地に平和」会員。
著書に『渇仰と復活の挿画』『現代世界の暴力と詩人』『詩集 フィレンツェのムンク』『詩集 地中海』ほか。

東京都三鷹市下連雀3-26-12　三鷹三菱ビル６・７Ｆ

JR「三鷹」駅南口より徒歩1分

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