292041 鴨長明『発心集』の世界 -遁世に誘う中世社会-

武蔵野大学
三鷹サテライト教室
関口崇史

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
292041 鴨長明『発心集』の世界 -遁世に誘う中世社会-
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
『発心集』は『方丈記』の著者として有名な鴨長明が編んだ仏教説話集です。「発心」とは本来、正しい目覚めに対して心をおこすことの意味ですが、日本では、出家し仏道に入ること、あるいはそのために遁世、隠棲することを指すようになりました。
晩年に出家した蓮胤(鴨長明)が見つめ続けた、変わりやすい様々な人の心、執着を捨てきれない人々の思いとそれを鎮める「仏の教へ」とは何であったのかを読み解いていきます。それは、長明の生きた日本の中世社会とはいかなる世界であったのかを理解することを意味します。
『発心集』は一話完結のエピソードです。途中から参加しても内容の理解に困りませんので、お気軽に参加してみてください。
【教材】『新版 発心集 上』 角川ソフィア文庫 上 1,296円・『新版 発心集上 下』 角川ソフィア文庫 下 1,210円
会員価格
一般価格
7,500円
講座期間
2017/10/27~2018/2/23
開講時間
16:45~18:15
曜日
講座回数
5回
定員
30人
講師名
関口崇史
講師概要
大正大学非常勤講師
大正大学・青山学院女子短期大学講師、読売カルチャー講師、足立区文化財調査員。「鎌倉幕府の宗教政策及び朝廷との関係」(『大正大学大学院論集』29号、2005年)、「鎌倉幕府と醍醐寺蓮蔵院」(『鴨台史学』5号、2005年)、「鶴岡八幡宮寺両界壇所供僧職の相承に関する若干の考察」(『ぶい&ぶい(無為 無為)』vol.4、2008年)、「足立区庚申塔一覧」「足立区庚申塔分布図」『足立区立郷土博物館紀要』29号(足立区、2008年)、「摂家将軍期における二所詣」(日本史史料研究会論文集1 阿部猛他編『中世政治史の研究』、日本史史料研究会、2010年)、日本史史料研究会監修・細川重男編『鎌倉将軍・執権・連署列伝』(吉川弘文館、2015年)同書において第4代将軍「九条頼経」同5代将軍「九条頼嗣」同6代将軍「宗尊親王」を執筆。
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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