徳川権力とウイリアム=アダムス

武蔵野大学

千代田サテライト教室

ウィリアム=アダムス(三浦按針)は、イギリスに生まれ、オランダの東洋遠征事業に参加したところ、乗船のリーフデ号が日本に漂着し、徳川家康の知遇を得て、外交顧問に登用されて、逸見の領主に取り立てられたことから、「青い目の侍」などと呼ばれています。従来、アダムスについては、徳川権力とイギリス・オランダの仲介者としての活動が重視され、江戸時代に日本と通商関係にあるヨーロッパ勢力がオランダに限定される過程にも関与したと理解されてきました。但し、アダムスは三浦半島を拠点として、浦賀に来航するスペイン船との取引に参加するなど、スペイン貿易の周旋役も担っていました。また、アダムスはイギリス商館に勤務するようになると、たびたびインドシナ半島に渡航しており、その活動は二代目三浦按針にも引き継がれます。本講義では、アダムスの動向に焦点を絞り、東ユーラシア(東アジア)における徳川権力のあり方を提示します。
* 全講座(7 回)お申込み9，000 円(全7 回)
* お好みの講座を選んでお申込み 1，500 円(1 講座につき)

1,500円

2018/09/08～2018/09/08

13:00～14:30

土

1回

20人

小川雄

日本大学文理学部非常勤講師・清瀬市史専門調査員・西尾市史執筆員

東京都千代田区四番町11番地　千代田女学園中学校・高等学校内

JR・東京メトロ「四谷」駅より徒歩8分 / JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩8分 / 東京メトロ「麹町」駅あるいは「半蔵門」駅より徒歩5分

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