292030 女流日記・紀行を読む 『建礼門院右京大夫集』

武蔵野大学
三鷹サテライト教室
上村正人

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講義詳細

講義詳細
講座名
292030 女流日記・紀行を読む 『建礼門院右京大夫集』
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
建礼門院平特子は平安時代末期の高倉天皇の中宮で、安徳天皇の母、そして何より平清盛の娘。その彼女に仕えた右京大夫と呼ばれた女性の歌集が「建礼門院右京大夫集」。
この歌集は和歌が年代順に配列され、その詞書きの部分を含めて読むと女流日記の感じで読めるので、一連の「女流日記文学」作品として楽しく読んでいけます。
ただし、彼女の生きた時代は、平安時代→鎌倉時代の過渡期で、平家一族が源氏に滅ぼされ、新しい武家政治の社会が生まれるまっただ中でした。激動期の中に親しかった人、恋人などの死を見つめて生きた悲しくもはかない右京大夫の生涯と和歌を味わいます。
【教材】『建礼門院右京大夫集 全訳注』 講談社学術文庫 1,512円
会員価格
一般価格
31,500円
講座期間
2017/10/17~2018/3/20
開講時間
10:00~11:30
曜日
講座回数
21回
定員
30人
講師名
上村正人
講師概要
元武蔵野女子学院中学高校教員
1938年生まれ。1960年、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭(古文・漢文・現代文担当)。2003年3月、同上校定年退職。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事し日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」「十六夜日記」「とはずがたり」「建礼門院右京大夫集」をとりあげている。"
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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