江戸の大名とお庭

武蔵野大学

千代田サテライト教室

江戸時代、大名たちの多くは、江戸の屋敷や領国の居城近くに広大な庭を設けました。大名庭園と呼ばれるこれらの庭は、ただ大名たちが自らの心を慰めるためや道楽だけで築庭したわけではありません。大名庭園は、ときには徳川将軍をお迎えしておもてなしをする場となり、またときには諸大名を招待して交友を深める場ともなります。将軍はもちろんのこと、大名どうしの関係性もまた重要な意味をもっていた江戸時代にあって、大名庭園はそうした関係を深めるための社交の場としての役割を果たしていたのです。 そして、そうした場にふさわしい庭をつくるためには、古今東西の古典についての深い知識が必要です。その意味で大名庭園は、大名の教養を試される場でもありました。 本講義では、六義園(駒込)や後楽園(小石川)など、今も各地に残る大名庭園を紹介しながら、江戸の大名たちにとって庭がどのような存在であったのか、描き出していきます。
* 全講座(7 回)お申込み9，000 円(全7 回)
* お好みの講座を選んでお申込み 1，500 円(1 講座につき)

1,500円

2018/05/13～2018/05/13

10:30～12:00

日

1回

15人

西光三

本学教養教育リサーチセンター研究員・板橋区公文書館公文書館専門員

東京都千代田区四番町11番地　千代田女学園中学校・高等学校内

JR・東京メトロ「四谷」駅より徒歩8分 / JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩8分 / 東京メトロ「麹町」駅あるいは「半蔵門」駅より徒歩5分

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