絵解きの世界―あの世とこの世をつなぐもの―

明治大学リバティアカデミー

駿河台キャンパス

かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。今期は祖師・高僧の絵伝の絵解きを扱う予定です。

16,000円

2018/04/19～2018/07/19

13:00～14:30

木

7回

30人

林雅彦日野多慶子

林雅彦（ハヤシマサヒコ）コーディネータ、明治大学名誉教授、淑徳大学講師1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。現在説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員。新宮市市政功労者。
日野多慶子（ヒノタケコ）願法寺住職夫人民生委員(1992年12月1日～2001年11月30日)福祉施設ボランティア(1998年12月～2016年8月)

東京都千代田区神田駿河台1-1

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