中世の東大寺二月堂お水取り

武蔵野大学
千代田サテライト教室
永村眞

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講義詳細

講義詳細
講座名
中世の東大寺二月堂お水取り
大学
武蔵野大学
キャンパス
千代田サテライト教室
概要
奈良東大寺で勤修されてきた諸法会を代表するのが、二月堂お水取り(修二会)です。東大寺の創建期に、造営活動などに尽力した実忠和尚によって修二会は創始されました。奈良時代から今日に至るまで二月堂お水取りは継続的に勤修されたと伝えられています。古代から現代に至る各時代背景と、様々な社会・政治的な条件のもとにあって、練行衆によりお水取りは維持されてきました。平安時代後期の東大寺では、学侶と堂衆という寺内階層が確立していましたが、練行衆はこの階層の枠を越えて構成されていました。学侶・堂衆からなる練行衆は、実忠和尚の創始より中絶することなく勤修される「不退行法」に強くこだわりを持っていました。例えば、治承4年(1180)平家の焼討ちにより大仏殿以下が焼失した際にも、練行衆は自らの力で行法の継続を果たしました。その具体的な姿を、主に「東大寺二月堂修中練行衆日記」によりながらたどってみたいと思います。
* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
* お好みの講座を選んでお申込み 1,500 円(1 講座につき)
会員価格
一般価格
1,500円
講座期間
2018/06/10~2018/06/10
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
1回
定員
30人
講師名
永村眞
講師概要
日本女子大学名誉教授
住所
東京都千代田区四番町11番地 千代田女学園中学校・高等学校内
アクセス
JR・東京メトロ「四谷」駅より徒歩8分 / JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩8分 / 東京メトロ「麹町」駅あるいは「半蔵門」駅より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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