天か浄土か、兜率天(とそつてん)を考える

武蔵野大学

千代田サテライト教室

仏教の考え方として末法思想(まっぽう)があります。釈迦入滅後、正法・像法・末法という三段階で仏教の教えが衰えるという思想です。1052年を末法第一年とするなど末法に入った年は諸説あります。末法第一年はいつかという問題はあるのですが、末法からも抜け出せます。釈迦入滅後56億7000万後、弥勒菩薩が下生して人々を救済すると言われています。 末法の期間、弥勒は兜率天という天上界にいて天人に説法をしているという。この兜率天に入滅後に行きたいという信仰が中世には盛んになってきます。 六道のなかの天界に属する兜率天が浄土のように語られる思想を考えます。
* 全講座(7 回)お申込み9，000 円(全7 回)
* お好みの講座を選んでお申込み 1，500 円(1 講座につき)

1,500円

2018/06/24～2018/06/24

13:00～14:30

日

1回

30人

生駒哲郎

本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員

東京都千代田区四番町11番地　千代田女学園中学校・高等学校内

JR・東京メトロ「四谷」駅より徒歩8分 / JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩8分 / 東京メトロ「麹町」駅あるいは「半蔵門」駅より徒歩5分

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