296029 『古事記』を楽しむ ―応神天皇記―

武蔵野大学

千代田サテライト教室

神功皇后の三韓征伐の帰途、筑紫でお生まれになったのが応神天皇でした。
『古事記』では、中巻の最後に置かれていますが、この辺りから、実在性が高まると考えられています。そのためでしょうか、この御世には、朝鮮半島との交流が盛んに行われ、渡来人が多くあったことが記紀に記されています。そうしたもののひとつが、「石出人(いづしびと)」と呼ばれるようになる人たちの伝承となって行きます。
本講座では、応神天皇記の中から、渡来人に関わる伝承を取り上げ、日本文化と渡来文化との関わりを考えます。

3,000円

13:00～16:15

日

2回

50人

渡部修

本学非常勤講師
1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)など。

東京都千代田区四番町11番地　千代田女学園中学校・高等学校内

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