291057 旅する西行

武蔵野大学

三鷹サテライト教室

西行にはさまざまな伝説があり、その中には能作品として描かれたものが少なくないのですが、本講座では、歴史上の西行という人はどういう人物であったか。なぜ西行は旅をするようになったか。そういったことをお話しします。そこには数奇な運命によって不義の子(崇徳天皇)を産んだ待賢門院璋子へのほのかな思慕といったロマンスもありますし、保元の乱、平治の乱といった血なまぐさい事件もあります。そのドラマチックな歴史の中で、若くして傍観者の立場に身を置き、平家の台頭から滅亡、さらには源義経の最期までを見守った西行という人物の、これも数奇といえる人生を概観します。

1,500円

2017/08/24～2017/08/24

13:00～14:30

木

1回

55人

三田誠広

本学教授・芥川賞作家 1977年、『僕って何』で芥川賞受賞。主な作品、『いちご同盟』『地に火を放つ者』『炎の女帝持統天皇』『桓武天皇』『空海』『西行月に恋する』『なりひらの恋』『道鏡』『菅原道真』など。

東京都三鷹市下連雀3-26-12　三鷹三菱ビル６・７Ｆ

JR「三鷹」駅南口より徒歩1分

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