語学の学びはテレビ、ラジオ講座で

12月の一次審査通過作文/「学びと私」作文コンテスト

うみやまかわおさん(70歳)/滋賀県/最近ハマっていること:マジック

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うみやまかわおさん(70歳)/滋賀県/最近ハマっていること:マジック

 語学は英語が一番入りやすく、実用的あると思われている。その英語は誰もが長く習っている。しかし、ほとんどのものは会話ができないようである。会話ができないと、面白くない。逆に会話ができると、興味が沸いてやる気が起こる気がする。どのようにして会話ができるようになるのかであるが、これは、文法だけでなく、発音や分の流れを汲み取らなければならないとなると非常に難しい。
 英語は中学、高校、大学と学んできているし、入試英語に集中し、その後はあまりやっていないものがほとんどのように見受けられる。なぜなのかというと、英語を使う機会が少なく、一部のものを除いては必要を感じないからであろうと思う。海外留学や、海外勤務のものは別として、一般には勉強しょうとしても、その学び方がもう一つ分かりにくいのが率直な思いであろう。
 わたくしも、会話が出来て少しでも外国人と話しが通じたら素敵と高齢になっても思うのであるが、どのように勉強したらよいのかわかりにくい。英会話教室に行っても、短期間では身につかないであろうし、またものにならないだろう。聞くところによると、中学生ぐらいの英単語、文法でもかなりの会話が可能らしいが、その接近が難しいのが現状だろう。
 わたくしは、テレビの大人の基礎英語、ラジオの通信高校講座で英語を学んでいるが、今まで、英語は読み書きで行ってきているので、聞き取っての学びはなかなか出来ないので、なじみにくいというのが率直な見解である。これには、一つのヤマを越えることが必要と感じた。何事も、一山を超えると不思議と出来るようになってくることも、語学以外で経験しているし、このことも語学にも通じることと思う。
 そこで、耳からの学習をいかに習得するかであるが、これには、慣れが一番であろうが、そのためには、辛抱強く、「習より慣れろ」の心がけが大切である。
 ここで、やはりテレビのほうがラジオより効果的と考えられる。それは聞くだけでなく、見ることも手助けしてくれるので、聞くことの大変さが緩和されることになり、理解しやすくなる。しかし、テレビよりラジオのほうが英語に関する番組が多い。見て聞いて書くことが本来の姿であろう。しかし、ここでも、話すということが出来ない。これには学校に行くことしかない。話すということは一定レベルでないと、できないので、なお難しい。なお難しいが、それがないと、面白さ、実用性が感じられないことからもわかる。
 その話せる様になる手前の聞くことに専念し、そこでの、楽しさを見つけ、上達に向かって、数多くのテレビ、ラジオを通じて語学力の向上を目指していきたく思う。そして、ある程度の力が付けば、映画や物語を理解できることを目指していきたい。
 話すとなれば、日本語を英語流の日本語に直してから(主語、動詞、目的語の順序や、表現の仕方等)になるので時間は少しかかるが面白くもあるだろうとも思った。
 例えば、「とても助かりました」というには、日本語ではあまり気にしない主語として貴方を、そして大きな助けであったという形を思い浮かべ、YOU WERE A BIG HELPとなるわけである。この変換作業があり、会話の応答に少し時間がかかっているのであろう。

学びと私コンテスト

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