私の『英語をもっと知りたい』は、小学4年生の頃サザエさんでやっていたワカメちゃんのお話がきっかけだ。
ワカメちゃんが近所で知り合った外国人と仲良しになって
『ワタシ、英語を勉強したいの』という流れのお話に、私が、がっつりハマり、
『ワタシも英語をもっと知りたい』と、すぐ親に相談をした事から始まった。
母は、色々調べて近所の英検1級を持ってるおじいちゃんが『英語塾』をやってると聞いて、私は英語塾に入った。
そこでは受験用英語じゃなく、ただひたすらに段階をふんで英訳された本を音読するというものだった。
当時の私は、英文の意味や会話というより、自分が英語を読む事って普段と違って何か格好イイね~という軽い感じで、塾通いが続いていたと思う。中学の頃から、ABBAやアラベスク、シーナ・イーストンなど洋楽が好きになりよく友人と聴いてるうちに、私は『英文・単語の意味を知りたい』になった。
歌詞カードを見て辞書を引いて、好きなフレーズを幾つも書いたりした。高校は英語科に入学し、クラスにオーストラリアから交換留学生が来て1年間滞在した。彼女とは、ほとんど身振り手振りで話していたように思う。私の英会話の上達よりも、彼女の日本語の会話の上達の方がダントツの速さだった事に直面した。
そして私は、英会話より、英語を知りたいきっかけ作りのお手伝いが出来ればイイなと思うようになった。
大学で英語の教員免許をとり、事務の仕事をしつつ個別指導の塾の講師をしていた。
ある日、受け持った小学生が
『先生、ツルボって何?』とか聞いてきた。
『それ、たぶんTURBO・ターボやと思うけど。どこで見たの?』
『どの車にも描いてあったの。でね、よくブラザーってミシンに書いてあったけど、これは?』
『ここに辞書あるから、調べてみよっか』
自分自身も含めて『語学をもっと知りたい』のきっかけは、ささいな事でもその語学に興味を持つ事だと思う。
でも、それだけでは自分の語学の進歩には限界がある。さらに超えるのには、日頃から英語の会話が出来る場面が多い 経験を積まなければと思うようになった。逃げなのか、気づくの遅めかなとも思うけど。
現在の私は、長男くん・次男くんが使ったTOEICの教材で、仕事の合間に聴いている。TOEICを受けたいな、何点を目指すかは明確でないけれど。
現時点の私の英会話は、会話したい気持ちはあるが、主にボディランゲージになる位だ。自分に、少し甘めだけれど。 『半歩進みたい』今までの英語とのご縁を考えると、目の前に教材もある事もある、何やかんや言わず、自分自身、英語を見る・聞く・話す事かなとも思うからだ。
英語・半歩進みたい
12月の一次審査通過作文/「学びと私」作文コンテスト
うすた~さん(52歳)/岐阜県/最近ハマっていること:マンガ・ハイキュー!
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