死ぬまでに解決しておきたい4つのお金の問題

がん治療、在宅医療、死の前後で必要なお金の準備@東京農業大学

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ファイナンシャル・プランナーの志村直隆先生 講座風景

「私の葬式のセット内容は、もう決めてあるんですよ」と志村先生

標準的な葬儀費用は188.9万円

人が臨終を迎えると、即、容赦なく葬儀の準備が始まる。ここでもお金の問題は後回しにはできない。

現在、一般的な葬儀社での標準的な費用は葬儀188.9万円、墓が必要ならこれに加えてさらに203.9万円がかかるという調査がある。

「私の葬式のセット内容は、もう決めてあるんですよ(笑)」と、講師の志村先生自身の葬儀プランを祭壇や棺桶の写真などとともに披露した。事前に複数の葬儀社で見積もりを出してもらうことにより、葬儀費用がいくらかかるか、それは誰が負担するかなど、具体的に行動することで次々と課題が明確になってくるという。

もめるのは財産5000万以下のケース

そして、ある意味人生最後のお金の問題は「相続」。

「うちは財産がないから大丈夫」という財産5000万円以下の人たちが、もっとも壮絶にもめることが多いという。しかも相続のしくみを知らない・勘違いされていることが原因だという。

亡くなった人の財産を分け、納税するという一連の相続作業。「財産を残す人、引き継ぐ人がともに幸せな方法を、元気なうちに家族で模索しておくべき」と志村先生はいう。

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死を学ぶと見えてくる「なんのために生きているのか」
自分の最期を自分で決めるのが難しいこれだけの理由

取材講座:「生命の終わりとは何だろう? がん治療、在宅医療、死の前後で必要なお金の準備」

文/斉藤直子 写真/まなナビ編集室

 

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