ついに登場! マンツーマンのプログラミング講座も
本サイトでは、東京理科大学の小中学生向けのプログラミング講座を過去に紹介している。その講座に小学生の子どもを連れて参加していたお父さんは、次のように語っていた。
「2020年から小学校でプログラミング教育が始まるし、なんといってもこれからはITで飯を食っていく時代だから、プログラミング講座をネットで探しまくりました。なかなか見つからなくて、やっと東京理科大学野田キャンパス(千葉県野田市)でパンフを見て、すぐ申し込んだんです。ただ、場所を確認しないで申し込んでしまって・・・。自宅近くの野田キャンパスだとばかり思っていたら、神楽坂(東京都新宿区)だったので通うのが大変です。でも、子供も喜んでいるし、がんばって通うつもりですけどね」
隣のテーブルでは、女子中学生に付き添った母親が、講師の一人の女子大生に聞いている。
「東京理科大学には女子学生は何%くらいいるんですか?」
あと数年後に確実にやってくる受験のための情報収集なのだろうか。たしかに、大学の雰囲気を今から知っておけば、大学選びにも役に立つに違いない。
こうした小中学生向けの講座にとくに力を入れているのが、芝浦工業大学だ。すでに、2016年度には、主に小学生を対象とするロボット講座や鉄道模型講座を次々と企画し、毎回抽選になるほどの人気を集めている。
さらに今年、2017年度からは、附属中学・高校のプログラミングクラブ所属の中高生が、小学生にマンツーマンで教えるプログラミング講座が開講する。小学生にとって、ちょっと年かさのお兄さんたちがマンツーマンで教える講座は、ほかにない。小学生を抱える親にとっては見逃せない講座となるだろう。
この4月、附属中学・高校も、今までの「芝浦工業大学中学高等学校」から「芝浦工業大学附属中学高等学校」へと名称変更するとともに、場所も今の板橋から、大学のある豊洲へと移転する。
子どもに早いうちからレベルの高い教育を与えたい、子どもの興味や可能性をできるだけ広げてやりたい親にとっては、ますますオプションが広がってくる。
この【まなナビ】スタッフの一人の62才になる母上は、この春から論語の公開講座に通い始める。6歳になる孫に、論語を教えたいから、というのがその理由だ。学んだことを伝えたい。これも学びの本質のひとつだろう。