中国語をはじめて勉強する

12月の一次審査通過作文/「学びと私」作文コンテスト

水越 栄一さん(45歳)/東京都/最近ハマっていること:小説を書くこと

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水越 栄一さん(45歳)/東京都/最近ハマっていること:小説を書くこと

私は中国語の勉強を始めました。
それまでも仕事上や日常でも英語は必要なので良く勉強していまは中国語なんて皆無です。
中国語は、勉強したいと思っていました。
理由は妻の母と話したいという理由からでした。
今までの身振り手振りなどのいい加減な意思伝達の領域を脱出したいと思っていました。
でも、英語さえろくに習熟できない自分がさらに新しい言語を学べるだろうかという躊躇いがいつもありました。
それまでも仕事上や日常でも英語は必要なので良く勉強していまは中国語なんて皆無です。
でも、英語さえろくに習熟できない自分がさらに新しい言語を学べるだろうかという躊躇いがいつもありました。
転職の機会がありました。
そこに何回か通ううちに、カウンセラーに「中国語を勉強して資格をとったらどうですか」と言われました。
「履歴書に書ける項目が増えたらいいですね」
カウンセラーは偶然いった言葉でしょうか。
僕はいい機会だと思い、中国検定試験に向けて勉強してみるかとやる気が出てきました。
ちょうど、妻の友達の旦那さんが会社で日本人むけの中国語のテキストを作製している聞き、何冊かテキストを頂きました。
目標を中国語検定試験に合格するということを目標としました。
「習うより、慣れろ」だと思い、中国語をウォークマンにいれ、繰り返し聞きました。
解答の説明が簡略化されていて分からない箇所は妻に聞きました。
ですが、「この言い方だと変だから使わない」というだけです。
語学を他人に教えることの難しさを知りました。
試験の日が近づくと、就寝前もウォークマンを耳にいれて子守歌のように聞きました。
簡単な文法と読解の試験はひたすら、問題を解きました。覚えられない単語は単語帳を作り暗記しました。
中国語は発音が大変難しく日本語を母語とするものにとっては大きなハードルです。
試験会場までも短期間ですがボロボロになったテキストを持っていきました。
試験会場では僕の子どものような受験生もいました。その子は試験が始まり聴解の試験が終わると出ていってしまいました。
僕の番号はありませんでした。
付け焼刃的な勉強では駄目だということを悟りました。
しかしながら、義母は僕が中国語を勉強していることに大変喜んでおりました。
あるときです。
成田空港にいるとき、飛行便の中国語で知らせを理解できたのです。
今までは雑音として耳が認識していた音が意味のある言葉として聞き取れたのです。
不思議な感覚でした。
勉強してもう一回チャレンジしたいと思います。

学びと私コンテスト

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