OC52名筆でよむ三人の才媛(清少納言、和泉式部、紫式部)- 変体仮名解読と作品鑑賞 -
大阪梅田キャンパス
小田剛
講義詳細
この講座によって、三人の個性や差異が明らかになり、変体仮名解読のスキル(技能)を身につけることができます。さあ皆さん三人の才女の生の声に耳を傾けることにしましょう。
講座日程
(1) 1月9日(火) 清少納言についての概説。枕草子の有名な箇所を変体仮名でよみ、鑑賞する。
(2) 1月16日(火) 同上
(3) 1月23日(火) 和泉式部、和泉式部集、和泉式部日記についての概説。
(4) 2月6日(火) 和泉式部日記の冒頭を変体仮名でよみ、鑑賞する。和泉式部の名歌を味わう。
(5) 2月20日(火) 紫式部についての概説。源氏物語の冒頭を変体仮名でよみ、鑑賞する。
(6) 2月27日(火) 紫式部の名歌および紫式部日記を味読する。
持ち物 筆記用具
【参考文献】彼女ら及びその作品について書かれたもの。
受講対象者:特に制限はありません。
専攻は中世和歌文学。新古今和歌集を研究の対象とし、藤原定家、式子内親王(の歌)が専門である。著書は、『式子内親王全歌注釈』(和泉書院)、『定家初学百首、韻歌百二十八首、千五百番歌合百首、内大臣家百首注釈』(武蔵野書院)など多数。また、京都の古典史跡めぐりも趣味としている。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。