OC53『平家物語』巻第九を読む・中篇- 一ノ谷へ -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

大阪梅田キャンパス

鎌倉勢と義仲が争っていたころ、平家は一ノ谷に城を構え、次々と反抗勢力を平らげていました。西国より集まる軍勢が城からあふれ、春風に翻る赤旗は、都帰りの時機をうかがっています。一方都に入った範頼・義経は平家追討の院宣を受け、進発しました。搦手にわかれた義経は三草山で勝利し、さらに鵯越へと進んでいきます。本講座では、『平家物語』における一ノ谷の戦いの前半を、史料を交えながら読んでいきます。
講座日程
(1) 11月9日（木） 能登殿のはたらき―「六箇度軍」―
(2) 11月16日（木） 前哨戦①―「三草勢揃」―
(3) 11月30日（木） 前哨戦②―「三草合戦」―
(4) 12月7日（木） 合戦前夜―「老馬」―
(5) 12月14日（木） 先がけ―「一二之懸」―
(6) 12月21日（木） 激闘一ノ谷―「二度之懸」「逆落」―
受講対象者：継続講座ですが、初めての方もご参加ください。

7,380円

11,100円

2017/11/9～2017/12/21

13:15～14:45

木

6回

50人

浜畑圭吾

高野山大学助教・龍谷大学非常勤講師
平家物語を中心に中世の軍記文学や説話を研究しています。特に軍記文学と仏教の関係に関心があり、最近は熊野や高野山に興味があります。

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