日本人の魂の古層を探る

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
金山秋男若宮多門丹生晃市中沢新一岩野卓司堀信行飛岡健

-日本文化, 講義詳細
-, , ,

講義詳細

講義詳細
講座名
日本人の魂の古層を探る
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
今の世界を見れば、現代文明を生み出してきた父性原理があちこちで綻び、欲望が野放しになるにつれ、格差を生み憎しみや不安、生きがいの喪失など様々な不条理が噴き出しています。むしろ律令制の始めから、その中央の動きに抵抗し、取り残された周縁の文化の中にこそ、日本が経済大国から文化大国へ歩む未来の道筋が見えてくるように思います。この講座は、日本人が培ってきた魂の古層をとおして、閉塞した日本文化のパラダイム変換を模索するものです。
会員価格
20,000円
一般価格
講座期間
2018/04/25~2018/07/25
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
7回
定員
40人
講師名
金山秋男若宮多門丹生晃市中沢新一岩野卓司堀信行飛岡健
講師概要
金山秋男(カネヤマアキオ)明治大学法学部教授・明治大学死生学・基層文化研究所代表・コーディネータ1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『歎異抄』、共著に『「生と死」の図像学』、『古典にみる日本人の生と死』など。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所代表、国際熊野学会副代表。
若宮多門(ワカミヤタモン)長滝白山神社宮司白山美濃馬場の中心である長滝白山神社の第40代宮司。
丹生晃市(ニュウコウイチ)丹生都比売神社宮司東京生まれ。國學院大学文学部神道学科卒業。神社本庁に勤務。昭和60年から丹生都比売神社権禰宜兼務を経て、平成18年宮司就任。日本人の誇るべき宗教の融和の精神や、自然との共存の精神、異なる文化を受け入れる柔軟性から、神と仏が融和した、日本人の祈りの原点について、講演等多数。
中沢新一(ナカザワシンイチ)明治大学特任教授・明治大学野性の科学研究所所長1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。チベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓。著書に『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポニカ』(伊藤整文学賞)、『カイエ・ソバージュ』全5巻(『対称性人類学』で小林秀雄賞)、『精霊の王』、『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)、『鳥の仏教』など多数。最新刊に『日本の大転換』(集英社新書)がある。
岩野卓司(イワノタクジ)明治大学法学部教授現代フランスの思想から、精神分析、現象学、宗教哲学までを研究対象としています。また、料理や衣服のような日常的なものについても哲学的関心があります。フランス留学時代は、パリの屋根裏部屋で貧乏生活をしていました。著訳書:『ジョルジュ・バタイユ-神秘経験をめぐる思想の限界と新たなる可能性-』(2010)、ラクシモヴ、『失われたパリを求めて-マルセル・プルーストが生きた街』(春風社)(共訳)(2010)
堀信行(ホリノブユキ)東京都立大学(首都大学東京)名誉教授
飛岡健(トビオカケン)人間と科学の研究所代表取締役社長、金沢工業大学客員教授
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

関連記事