Studying for the TOEFL Test 中級
上智大学公開学習センター
四谷キャンパス
篠田愛理上智大学非常勤講師
-ビジネス, 英語・語学, 講義詳細
-上智大学公開学習センター, 四谷キャンパス, 篠田愛理上智大学非常勤講師, 講義詳細
講座名
Studying for the TOEFL Test 中級
概要
2013年4月の自民党教育再生実行本部の発表により、近い将来高校生、大学生、英語教師、国家公務員を含め、あらゆるレベルの日本人の英語運用能力を測る基準としてTOEFLが導入され、各段階で一定のスコアが要求されることになるだろう。この中級レベルは、大学での海外留学や上智大学国際教養学部(FLA)進学を目的にする高校生、大学生、帰国生(英検準一級程度保持者)に照準を合わせ、上級レベルよりも基本的な説明に力を入れる。(海外)大学院を目指す学生、社会人はこの中級ではなく、上級レベルに登録してほしい。二年生で交換留学に応募する上智大生には、一年生の間に受講することを強く勧める。留学計画が現時点でない受講生も、クラスメートより高得点を「先取り」できるという意識を持って受講してほしい。なおTOEICと違い、TOEFL iBTは自習が非常に難しい試験である。TOEFLはアカデミック英語で「知の格闘技」をすることである、と考えること。英語圏のアカデミック英語の標準がどのようなものかを理解するには、ETV(NHK Eテレ)でなるべく多くの「スーパー・プレゼンテーション、白熱教室」にいちはやく触れ、そのスピード、説得力、論理展開の手法にも充分に慣れておくなど、自助努力を今から始めてほしい。また、2014年春から英国留学申請にTOEFLスコアが提出できなくなったが、このクラスからは終了後にIELTSで十分に好成績を上げた受講生を複数出した。英語と米語での論理の展開の仕方について現時点でまだ知らないのであれば、TOEFLコースで英国留学の準備をすることも、一つの選択肢として考えてほしい。従来の学校英語は、英語運用能力(読み、話されたことを聞いて理解し、話し、書く)全般を総合的、公平に評価する iBTに太刀打ちできるアカデミック英語、それを自在に操る能力を身につけてくれてはいない。各人の現在の英語レベルから、目指す(北米)大学が要求する最低スコア(iBT61点以上相当)をクリアするために、能率・効率の高い方法を模索し、具体的に援助する。慣れること、習うこと、覚えることが多いので、早口で講義する。英文法基礎(中学三年間の復習)をまず確実に固めて後、ようやく英語運用は可能となる。懇切丁寧に間違いを教師に指摘、訂正されずに、どうにか通じれば良しとしてザッと流してしまう英語(会話)クラスでは、運用能力は身につかない。コース終了後丸一年、せめて半年をiBT受験準備に当てること。留学先で高レベルの講義を理解し、単位・学位を取得するために「英語圏で認められるアカデミック英語」で口頭発表をし、エッセイ・論文を書いて期限内に提出することは、決して生易しいことではない。アカデミック英語を確実に身につけ、駆使できてこそ将来国際舞台で対等に扱われることを理解し、iBT受験後の人生設計を高所から見、逆算して(海外)大学進学を計画してほしい。
講座期間
2017/9/26~2017/12/19
講師概要
上智大学非常勤講師 ・国籍/日本 ・出身校/ 智大学国際部(現国際教養学部)理学士号、サイマル会議通訳(逐時、同時)教室終了1975年、上智大学大学院(言語学)文学修士号、米国ジョージタウン大学大学院(社会言語学)理学修士号、NGT TOEFLテスト教育者ワークショップ修了2004年 ・専門分野 / アカデミック英語 ・著作 / (1) 「理工学部におけるTOEFL iBT教育:Test of English as a Foreign Language: Internet-based Test」、上智大学理工学部現代GP第3回科学技術教育研修(グローバル社会における系統的科学英語教育)、PPT、2008年3月7日 (2) “Teaching of TOEFL to the Science and Engineering Students at Sophia University: ‘Type & Time Yourself’ in the TOEFL iBT Preparation Course: VIf1,” International Conference on English Needed by Scientists and Engineers in Today’s Global Society, Poster Session、2009年3月5、6日
アクセス
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅麹町口・赤坂口から徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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