古代学研究の最前線ⅩⅢ
駿河台キャンパス
吉村武彦/大竹幸恵/佐々木憲一/山路直充/黒済玉恵/中村友一/加藤友康/川尻秋生
講義詳細
大竹幸恵(オオタケサチエ)長野県小県郡長和町教育委員会課長補佐(黒耀石体験ミュージアム学芸員)茨城県つくば市出身。明治大学大学院文学研究科史学専修考古学専攻博士前期課程修了。子どもの頃、実家の畑で拾った黒耀石がきっかけで考古学に進む。大学院時代に参加した黒耀石原産地鷹山遺跡群の発掘調査から、ライフワークとして黒耀石流通の背景を解き明かす研究に取り組む。長和町教育委員会職員として黒耀石体験ミュージアムを建設。鷹山遺跡群の保存とミュージアムでの活用事業が評価され、藤森栄一賞と和島誠一賞を受賞。
佐々木憲一(ササキケンイチ)明治大学文学部教授1962年東京生まれ、京都育ち。ハーヴァード大学人類学研究科大学院博士課程修了。2009年より現職。専門は国家形成期の考古学(古墳時代)。主な著書に、『雪野山古墳』(新泉社2004)、『関東の後期古墳群』(共編著、六一書房2010)など。
山路直充(ヤマジナオミツ)市立市川考古博物館学芸員日本考古学。国分寺とその瓦研究の牽引者。近年では、文字瓦から墨の研究に重心を移す。『国分寺における寺院地と伽藍地』『古代』(110、2001)、共著『日本古代道路事典』(八木書店、2004)
黒済玉恵(クロズミタマエ)東村山市遺跡調査会副主任東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。東京都北区・東村山市等で埋蔵文化財調査に従事。『東村山市史資料編(考古)』(共著、2001)、『狭山丘陵における遺跡の動向と東の上遺跡』(『埼玉考古』43、2008)
中村友一(ナカムラトモカズ)明治大学文学部専任講師1992年4月明治大学文学部史学地理学科日本史学専攻入学、1997年4月法政大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程入学、2000年4月明治大学大学院文学研究科史学専攻日本史学専修博士後期課程進学、博士(史学)。
加藤友康(カトウトモヤス)明治大学大学院文学研究科特任教授1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は日本古代史。東京大学史料編纂所において『大日本史料』の編纂と正倉院文書の調査研究に従事。編著『古代文書論―正倉院文書と木簡・漆紙文書』(東京大学出版会)、『日本の時代史6』(吉川弘文館)他多数。
川尻秋生(カワジリアキオ)早稲田大学文学学術院教授日本古代史。飛鳥時代から、平安時代までの政治形態を総合的に研究。寺院史・東国地域史も専門家。『古代東国史の基礎的研究』(塙書房、2003)、『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館、2003)、『日本の歴史4揺れ動く貴族社会』(小学館、2008)、『平安京遷都』(岩波新書)他多数。
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