古文書に中世を読む―戦国大名今川氏篇
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
東島誠(立命館大学教授)
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概要
戦国大名今川氏は武田氏や北条氏とならぶ東国大名だとされています。果してそれは本当でしょうか?今川氏に注目することで、日本列島の東と西が見えてくる。そんな授業をしたいと思います。もう一点、「かな目録追加」で「戦国大名を戦国大名たらしめる基本理念」を掲げた典型とされる今川氏が、なぜ滅んでいったのでしょうか?今川氏を取り上げる利点は、守護大名出身であるため、中世から近世へという長い時間軸の中で歴史を捉えることができる点にあります。今川氏から見た東と西、今川氏から見た中世と近世、これを古文書を通して考えていきましょう。【主な講義内容】戦国時代以前の今川氏/今川氏親時代/今川義元時代/今川氏真時代
講師概要
東島誠
立命館大学教授
1967年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、日本中世史を中心に古代から近・現代に及ぶ。著書に『自由にしてケシカラン人々の世紀』(講談社選書メチエ)、『〈つながり〉の精神史』(講談社現代新書)等。また、與那覇潤との共著に『日本の起源』(太田出版)がある。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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