プロソポン－古代ギリシアの「顔」と「仮面」

藝術学舎（京都造形芸術大学）

大阪サテライトキャンパス

「表面性」というお馴染みのテーマを問い直す
顔と仮面、およびこれらの比喩（たとえば「裏と表」や「真と偽」など）は、身近な事象から哲学的な主題や芸術分野にまで広く用いられてきました。しかしこうした二項対立は、じつはそう古いものではなく、むしろ近代に醸成されてきたものです。本講座では、古代ギリシアにおける顔と仮面の概念を考察しつつ、それらの概念の変遷や造形作例を辿ります。最終的には「表面性」という今日的なテーマを再考する契機となればと思います。

15,000円

2017/10/21～2017/10/22

1日目 11：00、2日目 9：30～1日目17：00、2日目16：10

土・日

2回

40人

佐藤真理恵

1981年山形県生まれ。古代ギリシア思想専攻。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課指導認定退学。シエナ大学（イタリア政府給費）、クレタ大学（ギリシャ政府給費）留学を経て大学非常勤講師。論文に、"Ritorno all'apparenza. L'aspetto materialistico/ sovrannaturale del prosopon e dell'eidolon."(Occhi e sguardi nella filosofia e nelle arti, UniversItalia,2015) など。

大阪府大阪市北区小松原2-4 大阪富国生命ビル５階

地下鉄御堂筋線梅田駅より徒歩3分、JR大阪駅、阪急梅田駅より徒歩5分

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