シェイクスピアのことばと文化
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
冬木ひろみ(早稲田大学教授)
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概要
『冬物語』はシェイクスピアが最後の方に書いた劇の一つで、ロマンス劇とも呼ばれています。夫の嫉妬により引き起こされる悲劇が、後半で一転して牧歌的な場面となり、最後には許しと再会の場面で終わる、何度読んでも(見ても)感動的な劇です。春期に引き続き、根拠のない嫉妬にかられたリオンティーズが妻ハーマイオニーを裁判で糾弾したため、とうとう息子マミーリアスが死に、ハーマイオニーも倒れる場面から16年後のボヘミアへ移行する場面まで読み進んでゆきたいと思います。実際には第3幕第1場から読む予定ですが、最初にはこれまでの詳細な解説も致しますので、初めて受講なさる方も問題なく参加頂けると思います。毎、当時の文化的・社会的背景をご紹介し、映像も使いながら、心に残る台詞を味わって頂きたいと思います。
講師概要
冬木ひろみ
早稲田大学教授
早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。2008年度英国ケンブリッジ大学客員研究員。専門分野はイギリス演劇、特にシェイクスピア。編著書に『ことばと文化のシェイクスピア』(早大出版部)、『シェイクスピアの広がる世界』(彩流社)などがある。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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