戦争・テロ等により損傷した世界遺産―世界遺産の修復を通じ民族理解と平和構築へ
上智大学公開学習センター
四谷キャンパス
石澤良昭上智大学アジア人材養研究センター所長
-教養その他, 講義詳細
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講座名
戦争・テロ等により損傷した世界遺産―世界遺産の修復を通じ民族理解と平和構築へ
概要
イスラム国(IS)の蛮行で、シリアのパルミラ遺跡やアレッポ遺跡が破壊されてしまいました。すでに、アフガニスタンのバーミヤン大仏立像も壊されています。文化遺産の破壊という行為に、私たちは怒りを覚えます。このような世界遺産や文化遺産の破壊に対して、なすべきことはないのでしょうか。 私たちはこの講座を通じ、まず破壊された文化遺産の現状を報告します。第2に、修復や復元に向けての展望を述べ、可能な限り技術問題を提起・検討し、これら破壊状況の情報を広く共有頂きます。第3に、もし可能であれば、修復工事を続けながら地域の文化を復興していく仮説を掲げ、地域住民に文化遺産を共通課題とした民族の和解、そして平和構築につながる日本方式のシナリオを作ります。そしてユネスコ本部の担当者に届けます。
講座期間
2017/11/7~2017/12/12
講師名
石澤良昭上智大学アジア人材養研究センター所長
講師概要
上智大学アジア人材養成研究センター所長・専攻分野/東南アジア史 著作/『アンコール・ワットへの道』JTB,『アンコール王たちの物語』NHK出版、『東南アジア多文明世界の発見』講談社、『新・古代カンボジア史研究』風響社、『カンボジア 密林の五大遺跡』連合出版
アクセス
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅麹町口・赤坂口から徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。