「戦後日本史」を考える─同時代史の面白さと怖さ

早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
成田龍一(日本女子大学教授)

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講義詳細

講義詳細
講座名
「戦後日本史」を考える─同時代史の面白さと怖さ
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
八丁堀校
概要
「戦後日本史」は、私たちが、何らかのかたちで関わってきた同時代史です。その「戦後日本史」を考えることは、同時代史ならではの面白さと怖さとが同居しています。たとえば、知っているはずの「戦後日本史」ですが、世代によって見え方が異なります。また、ある人にとって「戦後」はすでに終わっていましょうが、別の人にとっては、いまだ「戦後」ということもあるでしょう。経験してきたことによって、そして<いま>をどのように考えるか、ということによって戦後史像が異なるのです。これは、別の言い方をすれば、「経験」と「記憶」を手掛かりに「戦後日本史」を探るという試みによって、複数の「戦後日本史」像を知るということになります。けっしてひとつではない「戦後日本史」--このこともまた、「戦後日本史」の面白さと怖さにつながっていくことになるでしょう。「戦後日本史」を考えることの醍醐味が、ここにあります。本講座では、こうした観点から「戦後日本史」をあらためて考えてみます。今期は「戦後思想史」として、時期区分をしながら、戦後思想の様相を探ってみましょう。
会員価格
11,664円
一般価格
13,413円
講座期間
2018/05/09~2018/06/20
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
4回
定員
講師名
成田龍一(日本女子大学教授)
講師概要
成田龍一
日本女子大学教授
1951年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、ひきつづき、大学院文学研究科で近現代日本史を学ぶ。博士(文学・早稲田大学)。著作に、『戦後史入門』(河出文庫)、『「戦後」はいかに語られるか』(河出書房新社)など。共著に、『岩波新書で「戦後」をよむ』(岩波新書)などがある。

住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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