KA55親鸞聖人の教えに学ぶ 中級- 『教行信証』のことばに出遇う -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

深草キャンパス

『教行信証』は、浄土真宗の立教開宗の根本聖典であることから「本典」と通称されています。親鸞聖人の信心と深い思索が凝縮され、浄土真宗の教えを余すところなく述べられた書です。この書はお経の引用と親鸞聖人ご自身の言葉（ご自釈）で構成されており、一部六巻という大部なお聖教です。今はその中でも特に有名な聖人ご自身の珠玉の言葉を取り上げて、丁寧に解説をしながら読み進めていきます。前年度から『教行信証』の一番大事なところである信心（他力の信心）について明かされた「信巻」の言葉を、一語一語を大事にしながら、時には聖人の他のお聖教を参考にしつつ、ゆっくりとしたペースで読み解いています。聖人は何を見つめられ、何を仰いでいかれたのでしょうか。聖人のこころを『教行信証』の行間から読み取り、共々に聖人が仰いだ本願の道を聞信していきたいと思います。
講座日程
(1) 10月12日（木） 聞信のこころ
(2) 10月26日（木） 真宗の利益についてーその１ー
(3) 11月9日（木） 真宗の利益についてーその２ー
(4) 11月30日（木） 真の仏弟子とは
(5) 12月14日（木） 難化の救いーその１ー
(6) 1月11日（木） 難化の救いーその２ー
受講対象者：特に制限はありません。

7,380円

11,100円

2017/10/12～2018/01/11

10:45～12:15

木

6回

40人

三栗章夫

龍谷大学客員研究員
真宗教学史が専門で、かねて書誌学の分野にも研究を広げています。主な論文は「『歎異抄』の罪科記録について」「三帖和讃の書誌について」（共著）「黒谷上人語灯録の書誌について」（共著）など。

京都府京都市伏見区深草塚本町６７

地下鉄「京都」駅から竹田方面へ「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約4分/JR「京都」駅から奈良方面へ「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約12分/京阪「四条」駅から淀屋橋方面へ「深草」駅下車、西へ徒歩約8分

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