歌舞伎と文楽
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
児玉竜一(早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長)
-日本文化, 講義詳細
-児玉竜一(早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長), 早稲田大学エクステンションセンター, 早稲田校, 講義詳細
概要
春学期は、数ある歌舞伎演目のなかでも、最も上演頻度の高い「勧進帳」を取り上げます。歌舞伎十八番の「勧進帳」は、能「安宅」の歌舞伎化であり、映画「虎の尾を踏む男たち」にヒントを与えましたが、それ以上に桜田治助の「御摂(ごひいき)勧進帳」との関係が重視されるべきです。「勧進帳」は歌舞伎の代表のような顔をしていますが、本当にそうなのか?文楽の「鳴響安宅新関」も参照しつつ、歴代名優の映像を見ながら考えてゆきます。
講座期間
2018/04/12~2018/06/21
講師名
児玉竜一(早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長)
講師概要
児玉竜一
早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長
昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早大助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』、共編著に『カブキ・ハンドブック』、『映画のなかの古典芸能』など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。