中世イスラーム世界の科学とテクノロジー
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
長谷川奏(早稲田大学客員教授)
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概要
イスラーム世界とテクノロジーとは、全くのミスマッチと思われるだろう。しかし、古代オリエント文明を生み出した地から発し、ギリシア・ローマの知を受け継ぎ、かつ独創的に発展させた中世のイスラーム世界は、「情報」や「科学技術」の最先端の場であり、後の西欧ルネサンスを生み出す基盤を築くものであった。本講義では、イスラーム世界の社会や経済の特質に触れながら、美術や生活文化から戦争の側面にまでみられる技術革新を紹介していきたい。講座の内容は、過去だけではなく、現代のイスラーム社会を考える視点にも繋がることを意識して欲しい。
講師概要
長谷川奏
早稲田大学客員教授
1958年愛知県生まれ。考古学者。専門はエジプト古代末期の物質文化研究。早稲田大学エジプト学研究所客員准教授、日本学術振興会カイロ研究連絡センター長を経て、現在、早稲田大学総合研究機構研究院客員教授。著書に、『地中海文明史の考古学―エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)等がある。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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