プレートテクトニクス再訪(Ⅰ)

早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
八木下晃司(岩手大学元教授、放送大学元講師)

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講義詳細

講義詳細
講座名
プレートテクトニクス再訪(Ⅰ)
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
早稲田校
概要
講義では、まずプレートテクトニクスの理論として1)トランスフォーム断層とは何か?2)オイラー極とは何か?3)ホットスポットはどこにあるか?を検討します。「プレートテクトニクス」を知っているという人も、オイラー極とは何か?ということを理解している人は非常に少ない。オイラー極はプレートテクトニクスの根幹を成す最も基本的な概念です。トランスフォーム断層も重要な概念です。またプレートテクトニクスの研究成果として4)中国大陸の成長や、マイクロプレートテクトニクス(これは巨大大陸をのせた大きなプレートではなく、もっと小さなプレートの動き)について学び、5)インド亜大陸の衝突に伴うバイカル湖の形成や最近発生した四川大地震の成因についてふれます。そして6)かつて超大陸パンゲアの内海として存在していたテーチス海の末裔である地中海の地球史について触れます。地中海はわずか540万年前には、砂漠化した巨大な内陸盆地であった事実が確認されています。なお講義では約60頁の講義資料集を配布します。パワーポイントも多用します。なお、この講義は2016年度夏学期「プレートテクトニクス再訪(I)」とほぼ同じ内容ですが、地中海・マイクロプレートテクトニクスについてはやや詳しく述べます。
会員価格
11,664円
一般価格
13,413円
講座期間
2017/07/11~2017/08/01
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
4回
定員
30人
講師名
八木下晃司(岩手大学元教授、放送大学元講師)
講師概要
八木下晃司
岩手大学元教授、放送大学元講師
1985年、トロント大学大学院博士課程修了。Ph.D。専攻は地質学、堆積学、地球史学。学位論文ではカナダ西海岸の中生代白亜紀の地層を研究、帰国後は東北地方太平洋岸の同じく白亜紀の地層の研究に従事。岩手大学元教授、放送大学元講師。主な著作「岩相解析および堆積構造(増補・改訂版)」(古今書院2011年)、「堆積岩石学の概要」(NSK出版2015年)。

住所
東京都新宿区西早稲田1-6-1
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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