神道を知る講座 13 -中世の神道と神社-
國學院大學オープンカレッジ
渋谷キャンパス
岡田莊司他
-日本文化, 講義詳細
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講座名
神道を知る講座 13 -中世の神道と神社-
概要
本学は創立以来、神道の学問研究と神職の養成につとめ、神道を広く国内外へ発信してきました。その成果は大学博物館の神道資料展示で公開されています。
なぜ神道と神社が現代まで残りつづけてきたのか。この回答は日本文化を理解する重要課題といえるでしょう。日本列島に生活の場をもとめてきた日本人は、自然の恵みに感謝し、自然の災いに畏怖の気持ちをもち、自然と強制することで人間社会の仕組みを築いてきました。神道と神社が現代まで脈々と受け継がれてきたのは、①地域・氏族祭祀論、②天皇祭祀論、③古典席継承論(社家の学問)、④神仏関係論、⑤人霊祭祀論の、5項目をあげることができます。神道は①②を基本にしながら、平安時代・中世以降、③~⑤が展開し、現代の神道に近づいていきました。古代の神道と近現代の神道との橋渡しをした
のが、本年度の講座のテーマになります「中世の神道と神社」であります。古代から近世と近現代へ、神道はどう変容して、多くの日本人に受け入れられていったのかを明らかにします。
昨年度まで12回継続してきた講座を基礎に さらに発展させていく内容を企画しておりますが、はじめての受講者にも対応できるように準備しておりますので、初心者の方も、どうぞご遠慮なくご参加ください。
今年度も希望者を対象に神社参拝(鶴岡八幡宮)を予定しています。
第1 回 石清水放生会(現、石清水祭)國學院大學教授 岡田莊司
第2回 祇園御霊会(現、祇園祭) 國學院大學教授 岡田莊司
第3回 『熊野縁起』と熊野詣 國學院大學教授 岡田莊司
第4 回 鶴岡八幡宮と中世鶴岡神話 國學院大學教授 岡田莊司
第5 回 二所詣と三嶋大社 國學院大學助教 吉永博彰
第6 回 両部神道と『中臣祓訓解』 國學院大學教授 岡田莊司
第7 回 伊勢神道と大神宮信仰 國學院大學教授 岡田莊司
第8 回 神道諸流の形成と秘伝伝授 國學院大學准教授 大東敬明
第9 回 三社託宣 國學院大學教授 岡田莊司
第10 回 吉田兼倶と吉田神道 國學院大學教授 岡田莊司
講座期間
2017/04/19~2016/11/22
講師概要
國學院大學教授・博士(歴史学)。宮中祭祀儀礼・古代中世神道史
アクセス
JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線「渋谷」駅から徒歩約13分/JR埼京線「渋谷」駅新南口から徒歩約10分/渋谷駅東口バスターミナル54番のりば都営バス学03日赤医療センター行「国学院大学前」下車/地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線「表参道」駅B1出口から徒歩約15分/JR山手線・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅から徒歩約15分/恵比寿駅西口ロータリー1番のりば都営バス学06日赤医療センター行「東四丁目」下車
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。