人体彫刻入門
京都瓜生山キャンパス
新谷聡子/新谷一郎
講義詳細
ギリシャ彫刻に代表されるように、昔から人間は人体彫刻を作ってきました。日本でも土偶や埴輪など、身近なモデルの造形が数多く見られます。この講座ではまずヨガにより人体の魅力的なポーズを求めます。ヨガを日常の健康法として取り入れて実践されている方は多いでしょう。しかしそのヨガの動作を自分自身で観察すること、またその姿を鏡に写しても具体的には体感することはできないでしょう。むしろ身体の流れやバランス、体軸や重心の位置などを、粘土を使って再現することで視覚的に見ることができ、同時に触覚の感性を呼び起こすことができます。ヨガを実践することで体感した人体の骨格的な形態を、粘土を使って多角的に表現する講座です。ご自身のヨガの基本的なポーズを小さな人体彫刻として制作します。*諸費用6000円。
7/15(土)9:30~17:40 7/15(日)9:30~17:40
新谷一郎/彫刻家。1982年 東京芸術大学大学院 美術研究科彫刻専攻修了。石彫で動物をテーマにした親しみやすいモチーフを丁寧な手法にこだわった作品をシンポジウム、個展などで作品発表する。2011年~2015年京都造形芸術大学子ども芸術学科の非常勤講師として「彫刻基礎」を担当。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。