イスラームの宗教建築を巡る- シリア、エジプト、イラン、トルコのモスク建築を中心に -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

深草キャンパス

イスラームの地を訪れた際にイスラームの世界にいることを実感させてくれるのは、やはり独特なモスクの建物とそこから流れるアザーン（礼拝の呼びかけ）だと思います。モスク建築は私たちにとって異文化を感じさせてくれるだけではなく、イスラーム社会の特徴を反映した建築でもあります。つまり、モスクというイスラーム誕生から一貫して存在している建築物の特徴の変化を見ることは、モスクのイスラーム社会における機能の変化を見ることにもなります。また、モスクはイスラーム教徒の日常生活と密接しており、建物のプランやモスク周辺のまちづくりには多くの工夫がみられます。本講座では、美術・建築史上で最高傑作といわれる代表的なモスク建築を紐解きながら、モスク建築様式の変遷や社会における機能の変化を簡単に解説いたします。

4,920円

7,400円

2017/06/12～2017/07/24

15:00～16:30

月

4回

林則仁

龍谷大学国際学部講師。専門はイスラーム美術史。イスラーム地域の宗教建築の装飾や写本絵画（ミニアチュール）の研究を行っている。最近は、中世・近世の中東世界の博物誌に描かれた異境世界の怪異・珍奇な生き物の挿絵を研究している。著書は『アジアの芸術史/造形篇II』(幻冬舎、2013年共著）など。

京都府京都市伏見区深草塚本町６７

地下鉄「京都」駅から竹田方面へ「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約4分/JR「京都」駅から奈良方面へ「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約12分/京阪「四条」駅から淀屋橋方面へ「深草」駅下車、西へ徒歩約8分

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