『フランダースの犬』とヴィクトリア朝の犬たち
日本女子大学生涯学習センター
目白キャンパス
三神和子(日本女子大学文学部教授)
-教養その他, 講義詳細
-三神和子(日本女子大学文学部教授), 日本女子大学生涯学習センター, 目白キャンパス, 講義詳細
講座名
『フランダースの犬』とヴィクトリア朝の犬たち
概要
アニメーションでおなじみの児童書『フランダースの犬』(1872年)はウィーダ(本名マリ・ルイーズ・デュ・ラ・ラメ)が書いた物語です。彼女がこの本を書いたのは、彼女が大の犬好きであったからですが、このことに加えて、当時の動物に関する考え方が大きく影響しています。動物への虐待禁止や思いやりが叫ばれ、法的制度がととのい始めたのは、この19世紀になってからです。また、19世紀のイギリスは犬の大ペットブームでした。これらの、動物や犬に関する時代背景を見ながら、『フランダースの犬』を考えていきたいと思います。
講座期間
2017/06/26~2017/06/26
講師概要
日本女子大学文学部英文学科教授。津田塾大学大学院文学研究科博士課程後期修了。イギリスの女性史を動物愛護の視点から研究。論文「ヴィクトリア朝のペットブームと犬泥棒」、共編著『ピーターラビットは時空を超えて』、監修「ヴィクトリア女王と愛犬たち」『ガゼット』(ジャパンケネルクラブ発行)2016年9月号。など他多数。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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