『平家公達草紙』を読む
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
渡邉裕美子(立正大学准教授)
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概要
『平家公達草紙』というのは、中世に作られた『平家物語』の二次創作作品です。平家の人々が活躍した時代に、実際に生きて平家の貴公子と恋をした女性に建礼門院右京大夫がいます。右京大夫が残した歌集や『源氏物語』などを用いながら、『平家物語』には描かれなかった平家の物語を、その熱心な読者が作ってしまったのです。くずし字で書かれたその文章や、添えられた絵を楽しみながら読み進めます。
講師概要
渡邉裕美子
立正大学准教授
お茶の水女子大学文教育学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程退学(研究指導修了による)。博士(文学)。専門分野は、和歌文学、中世文学。著書に、『新古今時代の表現方法』(笠間書院、角川源義賞受賞)、『歌が権力の象徴になるとき―屏風歌・障子歌の世界』(角川学芸出版)など。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
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