名筆を極める書道実技(漢字)
国士舘大学生涯学習センター
世田谷キャンパス
細貝宗弘
-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
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概要
伝嵯峨天皇宸翰「李嶠雑詠」は唐の詩人李嶠の五言律詩120 首の詩集で、御物零本1 巻と陽明文庫所蔵の近衛家の「大手鑑」に押されている1 首(御物の零本に続く1首)が現存しています。料紙は六朝時代から唐代にかけて用いられた縦簾紙です。書風は欧陽詢風で、点画には鋭い筆勢と強い筆力があり、独得の用筆法が見られます。「李嶠雑詠」の欧陽詢風は、嵯峨天皇宸翰「光定戒牒」中の欧陽詢風の箇所の用筆法とは違いますので、「李嶠雑詠」の筆者は嵯峨天皇ではありません。無名の能書の書です。しかし「三筆」の書に決して劣らない名筆中の名筆です。秋期は、「李嶠雑詠」の用筆法と洗練された高雅な書風を深く学びます。※対象は「上級」です。【受講資格】受講には一定の実技レベルが必要ですので、受講を希望される方には臨書の課題作品を提出していただき、拝見の上受講の可否を決めさせていただきます。なお、ご提出いただいた課題は返却いたしません。※継続受講のできる方が対象です。※「 名筆に学ぶ書道実技」で一定の実技レベルを身につけていることが望ましいです。※「 名筆に学ぶ書道実技」で一定の実技レベルを身につけていることが望ましいです。● 使用テキスト:中国法書選 37:嵯峨天皇・橘逸勢集[光定戒牒・伊都内親王願文、他二点]、二玄社、¥3,672テキストは各自ご用意ください。
講座期間
2017/10/17~2018/02/24
講師概要
最終学歴:東京教育大学大学院教育学研究科修士課程美術学専攻修了。現在の職業:国士舘大学文学部教授。論文:「最澄の真筆が延暦寺・来迎院・多度大社から出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第8号)、「久隔帖につづく最澄自筆消息出現」(親王院堯榮文庫研究紀要第3細号)他
住所
東京都世田谷区梅丘2-8-17 国士舘大学地域交流文化センター
アクセス
小田急線「梅ヶ丘駅」より徒歩9分/東急世田谷線「松陰神社前」駅または「世田谷」駅より徒歩6分/JR渋谷駅西口バスターミナルより渋52「世田谷区民会館」バスで終点下車、徒歩1分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。