世界の民族音楽を聴く-第2講-「ムガル帝国の皇帝を魅了した北インド古典音楽の世界」

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
寺原太郎寺原百合子石川修次

-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
-, , ,

講義詳細

講義詳細
講座名
世界の民族音楽を聴く-第2講-「ムガル帝国の皇帝を魅了した北インド古典音楽の世界」
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、人々の生活に触れ、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授、地理学)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器、さまざまな社会的・文化的背景などのお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー &コンサートのひとときを共遊していただきます。【今年度のテーマは「世界の弦と笛を訪ねて」です。】■コーディネータ 石川 修次(元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭)---------------------------------------------------------- 「ムガル帝国の皇帝を魅了した北インド古典音楽の世界」----------------------------------------------------------■演奏 寺原 太郎(バーンスリー )、寺原 百合子(タンプーラ) J.S.バッハ生誕より遡ること100年以上前、ヨーロッパを遠く離れたインドの地に、今なお語り継がれる伝説の音楽家がいました。その名はターンセーン。16世紀、ムガル帝国3代皇帝アクバル帝のもとで宮廷楽師として活躍した彼のさまざまなエピソードとともに、魅力あふれる北インド古典音楽の世界を紹介します。季節や時の移ろいとともに、音律を変え即興で奏でられていく数々のラーガたち。はるかヴェーダの時代に端を発し、ムガルの宮廷で華やかに繚乱の時を迎え、現在でも世界中の多くの人々を魅了し続ける北インド古典音楽ラーガの芳醇な世界の一端を、バンスリーとタンプーラによる生演奏でお楽しみください。
会員価格
1,000円
一般価格
2,000円
講座期間
2018/06/16~2018/06/16
開講時間
14:00~16:30
曜日
講座回数
1回
定員
150人
講師名
寺原太郎寺原百合子石川修次
講師概要
寺原太郎(テラハラタロウ)バーンスリー奏者大阪大学在学中よりさまざまな音楽に興味を持ち、ジャズ、ガムラン、アフリカンドラム、雅楽などを遍歴する中で、1990年に来日したインドのバーンスリーの第一人者ハリプラサード・チョウラシアの演奏に衝撃を受け、翌年インドに渡る。2005、2006年と、インドでも屈指のタブラ奏者アニンド・チャタルジーと立て続けにCDを録音。その後、オーストラリア最大の音楽フェスティバルWoodfordFolkFestivalへの出演を続けている。以降毎年チベット人歌手テンジン・チョーギャルと日豪ツアーを行う。2007年坂本龍一主催ロハスクラシックコンサート出演。2008年インド、AllauddinMusicFestivalに外国人として初出演。映画「手塚治虫のブッダ」「るろうに剣心」、スーパー歌舞伎「ワンピース」等の挿入曲に参加。民族音楽関係では「世界音楽紀行」のコーディネータとしても活躍している。
寺原百合子(テラハラユリコ)タンプーラ奏者インド音楽情報ホームページ「笛屋歓喜店」を運営するほか、チャンドニ・プロジェクトとしてまざまなコンサートの企画運営を行う。ホールコンサートとしては1997年より「インド上昇気流」、2006年より「銀の旋律」、2011年より「IndianClassicsTokyo」などをシリーズで開催。インド音楽家・チベット音楽家などの来日ミュージシャンの演奏ツアーも企画。千葉のギャラリーで毎月世界中の音楽の演奏者を1組づつ紹介する「世界音楽紀行」を開催している。
石川修次(イシカワシュウジ)コーディネータ・元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭2005年度、09年度、11年度、13年度、15年度、17年度オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1950年東京都に生まれる。國學院大學卒業後、明治大学付属中野中学高等学校の教員となり、現在に至る。大学では民俗学を学び、日本各地の民俗調査に携わる。中学時代にアメリカのフォークソングに出会い、1965年から5弦バンジョーを弾き始める。特にトラディショナル・フォーク・ミュージックに深い関心を持ち、伝承者の「人となり」を研究している。またバンジョーについての興味は尽きることなく、現在も19世紀後半から現代に至るバンジョーをめぐる文化的・社会的・歴史的背景について研究を続けている。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

関連記事