T54親鸞の高僧和讃を読む—善導大師を讃える和讃を読む④
玉木興慈
講義詳細
備考 <シリーズ概要>
親鸞聖人(1173~1262)の著述には漢語聖教と和語聖教がありますが、本講座では、和語聖教の「高僧和讃」を読んでいきます。 和讃は、梵讃・漢讃に対する語で、和語をもってやわらかく讃嘆された歌です。親鸞聖人の和讃は500首をこえますが、その中で「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」をまとめて「三帖和讃」と呼びます。「三帖和讃」は執筆年代においても、分量においても、また内容においても、『教行信証』に次ぐ大作ということができます。
今期は七高僧のうち、中国の善導大師(613~681)を讃嘆される和讃を読みます。親鸞聖人の言葉を丁寧に読みながら、和讃の響きに静かに耳を傾けてみましょう。
受講対象者:特に制限はありません。場所:東京/明治大学駿河台キャンパス リバティタワー
専門分野は真宗教義学。「教行信証」を中心に、親鸞の言葉を素直に読み、真面目に問いながら、学んでいきたい。『歎異抄のことば』(本願寺出版社、2015年)、『「教行信証」に問う』(共著)、『親鸞思想における「常行大悲」の意味』(『浄土教思想の研究』所収)など。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。