明治大学・順天堂大学包括協定締結記念講座 江戸・明治期の医学・医療の歴史―歴史を読み解く新たな視点―

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
小西知世/澤井直/若尾みき/和泉澤千恵/松村紀明

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
明治大学・順天堂大学包括協定締結記念講座 江戸・明治期の医学・医療の歴史―歴史を読み解く新たな視点―
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
私たちの生活と切っても切り離すことができない今日の医療──。その源流が日本にもたらされたのが江戸時代、本格的に導入されたのが明治時代であることは、よく知られています。しかし、当時日本にもたらされた西洋医学は世界的にみてどのように位置づけられるものであったのか、西洋医学教育がどのようになされ、実際に医療はどのように提供されていたのかについては、あまりよく知られていません。また、医療には歯科医師や看護師という医師以外の専門家も必要不可欠ですが、それらの専門家がいつどのような歴史を経て誕生したのかについても、これまであまり触れられてきませんでした。この講座は、順天堂大学日本医学教育歴史館を利用して、江戸・明治期の医学・医療の歴史をこれまでとは少し違った観点から、あるいは、これまであまり触れられてこなかったテーマにスポットライトをあてることによって、歴史を読み解く新たな視点を受講者に提供します。
会員価格
8,000円
一般価格
8,000円
講座期間
2017/9/30~2017/11/18
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
8回
定員
30人
講師名
小西知世/澤井直/若尾みき/和泉澤千恵/松村紀明
講師概要
小西知世(コニシトモヨ)明治大学法学部准教授、明治大学ELM運営委員長國學院大學法学部卒業後、明治大学大学院博士後期課程法学研究科単位取得退学。筑波大学大学院人文社会科学研究科法学専攻准教授を経て現職。主な研究分野・研究テーマは医事法、看護制度、医師患者関係をめぐる諸問題(とくにインフォームド・コンセント論)。著書に、『医療安全とプロフェッション──民事法の立場から──」年報医事法学26巻163~171頁(2011年)』など。
澤井直(サワイタダシ)順天堂大学医学部医史学研究室助教、順天堂大学博士(医学)2003年京都大学大学院文学研究科博士後期課程(科学哲学科学史専修)学修退学。順天堂大学大学院医学研究科博士課程(第一解剖)中退後、順天堂大学医学部解剖学・生体構造科学講座助教を経て、2015年より現職。医史学を研究。特に初期近代ヨーロッパの解剖学、明治以降の日本語医学用語を専門とする。
若尾みき(ワカオミキ)順天堂大学医学部医史学研究室、日本医学教育歴史館学芸員女子栄養大学卒業後、CVSの女性や健康志向の人に向けた商品の開発に従事。その後、順天堂大学医学部医史学研究室に勤務し、創立175年記念誌『写真で見る順天堂史-175年の軌跡』の編纂や、日本医学教育歴史館の開設に携わる。現在は学芸員として来館者の学習に資するべく奮闘中。わかりやすく熱のある解説で定評がある。
和泉澤千恵(イズミサワチエ)明治大学ELM客員研究員、東京女子医科大学非常勤講師國學院大學大学院法学研究科法律学専攻前期修了(修士・法学)。同後期単位修得満期退学。歯科関連職種の業務に関する論考として、「医療スタッフに対する法的規制─歯科医師に対する法的規制を中心に─」いほうの会編『医と法の邂逅第2集』111頁以下(尚学社、2015年)がある。
松村紀明(マツムラノリアキ)帝京平成大学ヒューマンケア学部講師2002年東京大学大学院総合文化研究科博士課程(広域科学専攻)満期退学。東京大学大学院UTCP特任研究員などを経て、現職。日本の医学史を研究。特に、江戸から昭和にかけての医学思想・地域医療の歴史を専門とする。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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