1731T001~江戸・東京の「まち」と「ひと」シリーズ~都市の水災害とその対策

首都大学東京オープンユニバーシティ
飯田橋キャンパス
河村明/中村仁/梅山元彦/横山勝英

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
1731T001~江戸・東京の「まち」と「ひと」シリーズ~都市の水災害とその対策
大学
首都大学東京オープンユニバーシティ
キャンパス
飯田橋キャンパス
概要
日本は国土の10%にすぎない洪水氾濫域に、人口の約50%、総資産の約75%が集中しています。その中でも東京への集中は際立っており、先進国の中で最も災害を受けやすく、その危険性が多様にして深刻な都市となっています。特に東部低地は、明治以降の地下水の過剰な揚水により地盤が沈下して海面より低いゼロメートル地帯となっており、地震災害はもちろんのこと本講座で対象とする洪水・浸水災害(水害)、土砂災害、高潮や津波災害などの水災害の危険性は深刻なものとなっています。さらに、近年の気候変動により、これらの水災害は激甚化する傾向にあります。本講座では、主に東京を対象とした都市の水害、土砂災害、高潮・津波災害およびそれらのハード・ソフトを含めた種々の対策について分かりやすく解説します。
講座スケジュール
1・2017/11/06(月) 都市型水害とその対策<河村>
2・2017/11/13(月) 都市の水害リスクと建築物における対策<中村>
3・2017/11/20(月) 東京湾における複合型洪水<梅山>
4・2017/11/27(月) 都市の土砂災害とその対策<横山>
会員価格
10,000円
一般価格
講座期間
2017/11/6~2017/11/27
開講時間
14:30~16:00
曜日
講座回数
4回
定員
14人
講師名
河村明/中村仁/梅山元彦/横山勝英
講師概要
河村明/首都大学東京教授 都市環境学部
1985年 九州大学大学院工学研究科博士後期課程単位修得の上退学,同年工学博士の学位を取得。九州大学工学部助手・助教授を経て,2004年東京都立大学 教授,現在,首都大学東京 教授。水文学・水資源工学分野を専門に,主な研究テーマは都市河川の洪水予測に関する研究,都市流域の水循環モデルに関する研究,アジア都市圏の水問題に関する研究などである。また,独自の地球環境問題に関する講演も多く行っている。
中村仁/芝浦工業大学教授
芝浦工業大学システム理工学部環境システム学科教授。東京大学経済学部経済学科および東京大学工学部都市工学科卒業、博士(工学)、一級建築士。専門分野は、都市・地域計画、コミュニティデザイン、災害リスク管理、気候変動適応。研究テーマのコンセプトは,災害に対する安全性が高く、魅力と活力に溢れた都市や地域を実現するための空間計画、環境デザイン、社会的な仕組みなどを多面的に研究し、実践にいかすこと。
梅山元彦/首都大学東京教授 都市環境学部
横山勝英/首都大学東京教授 都市環境学部
首都大学東京 都市環境学部 都市基盤環境コース 教授。
1999年東京工業大学大学院環境物理工学専攻博士課程修了、建設省土木研究所河川研究室を経て、2002年東京都立大学講師、2005年より現職。博士(工学)。
専門は環境水理学で、流域からの土砂流出、ダム貯水池の富栄養化、河川の地形変化、河口域の流れと生態系について研究を進めている。フィールドワークを得意とし、みずから船を操縦して調査を行う。震災後は気仙沼にて海底がれき調査に着手。
住所
東京都千代田区飯田橋3-5-1 東京区政会館3階
アクセス
・JR「飯田橋」駅から徒歩5分・東京メトロ東西線「飯田橋」駅から徒歩0分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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