美術家と挑むワイヤーアートの世界
大阪サテライトキャンパス
伊達伸明
講義詳細
工事現場などで無骨な存在として扱われがちなワイヤー(針金)ですが、その隠された造形性に着目しワイヤーアートに挑戦する講座です。針金という素材は適度な剛性と手軽な加工性を併せ持ち、様々な表情や機能を生み出す実力者です。空間へドローイングするような造形も可能です。この講座ではその造形性の高さを生かす加工法を学びながら、最終的には遊び心のある作品や雑貨の完成を目指します。絵の得意な人はその力を三次元へ生かし、絵の苦手な人でも紙の上から解放された新しい表現として楽しめる講座です。
京都市立芸術大学美術学部大学院工芸科修了。2000年より取り壊される建物から生活痕の残る材料を用いてウクレレを制作し、肌合いにこもる記憶を楽器として元の住人に手渡していく長期プロジェクト「建築物ウクレレ化保存計画」を始め、現在までに学校、寺、劇場、一般住宅など70の建物をウクレレ化している。その観察眼の多様性から数々のまち歩きを日々行っている。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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