源氏物語を読み直す(15)―歴史・文化史・文学史から―
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
日向一雅/高橋麻織
-日本文化, 講義詳細
-日向一雅/高橋麻織, 明治大学リバティアカデミー, 講義詳細, 駿河台キャンパス
講座名
源氏物語を読み直す(15)―歴史・文化史・文学史から―
概要
本講座では源氏物語の歴史的文化史的背景を確かめ、日本文学史のみならず中国の文学作品との関わりも確認しつつ、源氏物語の深く多面的な世界を読み解いていきたいと思います。今期は横笛巻から御法・幻巻までの物語を読みます。柏木の死後、女三の宮は出家し、夕霧は柏木未亡人の落葉の宮に恋し、雲居の雁との安穏だった家庭に騒動が起こります。そして紫の上が亡くなり、光源氏は紫の上追悼の一年を送り、出家します。紫の上と光源氏の生涯を語り収める物語です。
講座期間
2017/04/13~2017/07/20
講師概要
日向一雅(ヒナタカズマサ)元明治大学文学部教授、(一社)紫式部顕彰会理事東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語東アジア文化の受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。
高橋麻織(タカハシマオリ)明治大学文学部兼任講師1980年岐阜県生まれ。明治大学文学部卒。同大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。主な論文に、「『源氏物語』冷泉朝始発における光源氏の政治構想―冷泉帝の元服と後宮政策から―」(『中古文学』第81号、2008年)、「『源氏物語』桐壺院の〈院政〉確立―後三条朝における後宮と皇位継承の問題から―」(『日本文学』第58巻第9号、2009年)、「「帝の御妻をも過つたぐひ」―『源氏物語』から歴史物語へ」(日向一雅編『源氏物語の礎』青簡社、2012年)などがある。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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