セルバンテスの小説 /『ドン・キホーテ』と『模範小説集』(一日講座)
清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア
五反田キャンパス
吉田彩子
-教養その他, 講義詳細
-五反田キャンパス, 吉田彩子, 清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア, 講義詳細
講座名
セルバンテスの小説 /『ドン・キホーテ』と『模範小説集』(一日講座)
概要
セルバンテスは『ドン・キホーテ』前篇(1605年)の成功の後、10年を隔てて後編を出版するが、それに先立つ1613年に『模範小説集』と名付けた短編集を出版していた。そこに収められた12篇には長編『ドン・キホーテ』と重なる主題が多いだけではなく、長編と共通する当時のスペイン社会に対す作者の視点が反映している。『ドン・キホーテ』という長大な作品には、『模範小説集』を手がかりにすると理解しやすくなる側面も多い。今回は三つの短編『美しいヒターノの娘』『嫉妬深いエストレマドゥーラ男』『ビードロ学士』を中心にセルバンテスの小説世界を概観する。。
講座期間
2017/12/09~2017/12/09
講師概要
清泉女子大学教授。清泉女子大学大学院言語文化専攻教授/上智大学大学院博士課程後期(外国語学研究科言語学専攻)単位取得満期退学/専門分野:スペイン文学/スペイン王立コルドバ・アカデミー(RAC)会員、国際スペイン学会(AIH)理事(2010−2013年)、著書:『ルイス・デ・ゴンゴラ「孤独」−翻訳・評釈−』(筑摩書房)、『教養としてのドン・キホーテ』(NHK出版)、翻訳:エミリオ・オロスコ『ベラスケスとバロックの精神』(筑摩書房)
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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