中国茶文化と中国茶碗
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
水上和則(法政大学大学院講師)
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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概要
日常茶飯事として、世界中に喫茶習慣は広がっている。中国で始まったとされる茶の利用は、すでに新石器時代には行われており茶樹の出土が報告される。8世紀、中国から日本への喫茶文化は、現在の浙江省寧波の港からもたらされた。地域最大の窯場である越窯の茶器は、古代日本に貿易されていた。その後南宋時代に盛んとなる点茶法がわが国に伝わり、茶の湯文化として開花する。本講義では、喫茶法の変遷と時々に用いられた茶碗について学び、中国茶文化と中国茶碗への理解を深めて行く。
講座期間
2017/04/13~2017/06/22
講師概要
愛知県常滑市生まれ。東京藝術大学大学院陶芸専攻修了後、中央工芸美術学院に留学。博士(文化財・東京藝術大学)。法政大学中国古代物質文化研究所特任研究員。文化財科学より、中国陶瓷技法史・日中陶瓷技法交流の研究を行う。著書に、『釉調合の基礎講座』(岩崎美術)・『中国茶碗の考古学』(勉誠出版)などがある。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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