SB61武家(もののふ)の嗜み- 文化が戦を支えた -
瀬田キャンパス
大槻暢子/山下立
講義詳細
講座日程
(1) 10月7日(土)
華を生ける-武家と華道-
華を生けるという行為は、華を通した自然のカミとの交流であり、領国を統治する格を必要とする武家にとって必須の嗜みでもありました。武家と華との関係を解説します。
担当:大槻 暢子
(2) 11月11日(土)
武将が縋った神仏
戦の勝利は人知を越えたところで決するとも考えていました。戦に勝利するため武家が縋った神仏とその信仰について解説します。
担当:山下 立
(3) 12月9日(土)
詩(うた)を詠ずる-武家と連歌-
神は言霊に感応して人に祝福を与えます。神の加護を得るために詩を詠み繋げる連歌は、乱世を生き抜くため武家が身に付けなければならない切実な嗜みでもありました。
担当:大槻 暢子
受講対象者:特に制限はありません。
専門:日本古代史。現在博物館学芸員として、専門にとらわれない多方面での展示活動等を行っている。主な著作:「唐僧義空の招聘とその背景」「『仁和寺御室御物目録』の宝物」など。
滋賀県立安土城考古博物館主任
【専攻分野】日本美術史専攻。日本の宗教美術について多角的な調査・研究を続けながら、『神秘の文字-仏教美術に現れた梵字-』、『武将が縋った神仏たち』など、独自の展覧会を多数企画。【主要論文】「円空仏への途-神像彫刻史から見た円空作品の位相-」(矢島新編『近世の宗教美術』竹林舎、2015年)等多数。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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